何かを新しく学ぶけれども、3日坊主になってしまう。
習得に必要な時間を捻出できない。
何時間勉強すれば良いのだろう?
これを習得しても役に立つのだろうか?
タイムパフォーマンスが劣悪なのではないか?
そもそも何でこれを学ぼうと思ったのだろう?
学ぶ意義を感じられなくなってきた。
そもそも学ぶ対象を間違えたに違いない。
止めよう…
色々と自分に言い訳をして学習を止めてしまい、結局何も身につかない。
こんな感じでこれまでの私は楽なほうに流れていました。
新しい知識もスキルも獲得していない「成長のない私」が継続します。
youtubeのTEDx Talksでジョシュ・カウフマンの「20時間の法則」を見ました。
10年以上昔の動画です。
「1万時間の法則」をご存じでしょうか?
専門家レベルのスキルを習得するためには1万時間の練習が必要だとされる経験則であり、プロのスポーツ選手や演奏家などを対象にした研究から導き出されたものです。
しかし、一般的なスキルを習得するためにはそれほどの時間は必要なく、20時間程度の集中した練習で十分であるというのがこのプレゼンテーションの主張です。
スキル習得の過程として、次の4つのステップを提案しています。
- スキルを分解する – 習得したいスキルを小さな要素に分解し、最も重要な部分から練習する。
- 自己修正できるだけ学ぶ – 必要な情報源をいくつか手に入れ、実際の練習をしながら自己修正を行う。
- 練習の邪魔になるものを取り除く – テレビやインターネットなど、練習の妨げとなる要素を排除する。
- 少なくとも20時間は練習する – 苛立ちの壁を越えるために、最低でも20時間の練習を行う。
最後に、ジョシュ・カウフマンはウクレレ演奏を例に挙げて、実際に20時間の練習でどのような成果が得られたのかを示します。このプレゼンテーションでは、新しいことを学ぶ際に感じる恐れや不安を乗り越え、短期間でスキルを習得するための実践的なアプローチを提案しています。
1日1時間だけ取り組めば、1か月の学習でその分野の入り口には立てそうな気がしました。
同内容の本も出ています。ご興味があれば書店で手に取ってみてください。https://amzn.to/3YNB2c4
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